環境アレルギー⑤~番外編~自然からの警鐘

2021年9月9日


 いつもこの「環境アレルギー」のブログを読んでくださりありがとうございます。読んで下さる方がいらっしゃるおかげで今回五回目をお伝えすることができ、改めて感謝申し上げます。

 いつもは「環境アレルギーアドバイザー」資格のテキストをもとに発信させていただいておりますが、私自身も日常生活を見直すきっかけとなり、毎日食べているお米にもこだわっております。

 今回は、お米を届けて下っている農家さんからのリーフレットの
「自然からの警鐘」
から皆様にお伝えさせていただきます。

◎農薬大国「日本

日本は耕地面積当たりの農薬使用率が世界のトップ3に入る農薬大国だそうです。
そして国内の有機農産物は1%にもみたない。
先進諸国ではオーガニック食品が当然のように選択できるのに、日本では高価な特殊品に位置づけされています。
当たり前のように使われている農薬は着実に自然環境を汚染し、私たちの健康を脅かしております。

◎本当に安全?ネオニコチノイド系農薬

1990年代に登場し、「虫は殺すが人には安全」という神話のもと大量投入、増加の一途をたどっている「ネオニコチノイド系農薬。ニコチンに似た物質が主成分で神経毒性を持っているとのことです。2013年以降EU全域では、全面使用禁止と規制がかかっているなか、なぜか日本は逆に規制を緩和の方向に向かい、EUから大量に日本に輸入されたと聞いたことかがあります。
農業現場だけでなく、住宅建材、殺虫剤、、、など知らず知らずのうちに身近に使用されているのは大変恐ろしいことですね。

◎農薬の子供への影響
ネオニコチノイド系農薬の人への影響の最新の研究結果では
子供のIQの低下や脳発達異常や心臓の先天異常のリスクが高くなるという報告があり、マウスを使った動物実験では精子の形成異常が起きたという結果もあるということです。
近年増加している自閉症、学習障害などの発達障害はこれら農薬の汚染が関与している可能性か示唆されています。


 余談ですが、私自身農家でアルバイトをしたことがありますが、大型のトラクターのような機械で毎日のように農薬をまいていたのを思い出します。畑には虫一匹いなかったような記憶も。
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